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主演映画「ゆるせない、逢いたい」初日舞台挨拶!

柳楽優弥 主演映画「ゆるせない、逢いたい」が、11/16(土)公開初日を迎え、ヒューマントラストシネマ渋谷にて行われた舞台挨拶に、吉倉あおい、金井純一監督と共に、柳楽が登壇した。

同作は、10代のみずみずしい恋愛模様にセンセーショナルなテーマを織り込んだ、鮮烈のラブストーリー。監督は、独特の世界観と映像美で高く評価され、すでに国内外の映画祭などでも注目を集める新鋭・金井純一監督。さらに主題歌には、小林武史×Salyuの最強タッグ。この映画のために書き下ろした楽曲『ライン』が、作品を包み込むように深い余韻を残してくれる。

高校生の木下はつ実(吉倉あおい)は、母(朝加真由美さん)と共に引っ越してきた新しい街で、古紙回収のため家の近所を回っていた野口隆太郎(柳楽)と知り合い、恋に落ちる。だが誤解によってすれ違いが続き、ようやく再開した夜、隆太郎は感情をおさえきれずにはつ実を襲ってしまう。やがて事件は明るみになり、加害者ち被害者の関係となってしまったふたりは、互いに連絡をとることも会うことも許されない。心と体の葛藤を抱えるはつ実は、“ゆるせない”絶対的な気持ちと、ほんのわずかに残っている“逢いたい”気持ちの間で揺れ動く。そしてはつ実が下した、驚きの決断とは――。

舞台挨拶にて柳楽は、「去年の夏頃に撮影をして、1年以上経ってからこうやって初日を迎えることが出来て非常に嬉しく思っています。ありがとうございます。」と挨拶。

撮影現場での雰囲気について、「金井監督は、女優・吉倉あおいさんが大好きっていう空気が出てて、僕は羨ましいなと思ってました(笑)。僕は役も役だったので、みんな冷たい感じがして、孤独と戦ってました。」と冗談を交えながら話すと、会場から笑いが起こった。

役柄については、「難しい役でした。けれど、現場入る前に監督と1度顔合わせをした際に、『脚本を読んで何か思うことがあったら言って下さい』と言われて、最初の脚本の段階では事件が起こるまでがもっと早かったので、隆太郎のバックボーンが見れるようなシーンがあったら嬉しいです、と伝えました。すると、決定稿でそういうシーンが増えていて、僕の気持ちに応えてくれてすごく嬉しかったです。」とエピソードを明かした。

はつ実と隆太郎の対話シーンについて、「事件のシーンを撮ってから対話シーンまで、1週間くらい吉倉さんに会っていなくて、役と同じような感覚になれて、僕としてはすごく良かったです。スタッフの方がそういう風にしてくださったので、心遣いが嬉しかったです。」と語った。

10/25(金)~11/19(火)まで開催されている「香港アジア映画祭『コンペティション部門』」、また11/29(金)から開催される「モロッコ・マラケシュ国際映画祭『コンペティション部門』」に出品されることが決定。さらに、台湾公開が決定したことが発表された。柳楽は、「映画祭などで自分の出ている作品を観てもらえることはすごく嬉しいです。そういう機会が増えたらいいなとも思います。モロッコに行くのも楽しみです。」と笑顔を見せた。

最後に、「多くの方に観てもらいたと思っています。広めてもらえたら嬉しいです。本日はありがとうございました。」とメッセージを送った。

この日、金井監督から柳楽へ向けて、さらに吉倉の母親から吉倉へ向けて、それぞれ手紙が用意された。金井監督からの手紙に柳楽は、「ジーンときました。」と話し、感動に包まれた舞台挨拶となった。

柳楽優弥主演映画「ゆるせない、逢いたい」は、現在絶賛公開中!
ぜひ劇場でご覧ください。