映画「最後の命」主演決定!
柳楽優弥が今秋公開の映画「最後の命」で主演を務めることが発表された。
同作は、芥川賞作家・中村文則さんの同名小説を、2012年に映画『まだ、人間』でデビューした松本准平監督が映画化。芥川賞作品『土の中の子供』、大江健三郎賞作品『掏摸(すり)』などの話題作を執筆してきた中村さんの小説が映画化されるのは今回が初めてとなる。
主人公の明瀬桂人(柳楽)と、指名手配中の容疑者となった幼なじみの冴木(矢野聖人さん)の間に起きた死亡事件を通して、人間の奥底にひそむ苦悩と狂気の物語を描いていく。
松本監督からの手紙に感動し出演を決めたという柳楽は、「原作に出てくる言葉は詩的でとても危うく、長いトンネルの中で光を見つけようとする登場人物がとても魅力的に感じました。」とコメント。
自身の演じる役どころについては、「自分自身と近いようで遠く、遠いようで近い。トラウマと闘う役に僕自身抵抗してしまう瞬間もあった。」と語った。
映画「最後の命」は、今秋公開。
ぜひ、ご期待ください。