第1回「いちごいちえ」開催!
柳楽優弥が6/24(金)都内にて第1回「いちごいちえ」を開催した。
「デビューしてからファンの方と触れ合う機会があまりなく、一緒に楽しめる場を作りたかった。」という自身の思いから行われた同イベント。ラバーガールの大水洋介さんを話し手に迎え、出演作品に関する話を中心にトークが繰り広げられた。
まずは、2014年に放送された主演ドラマ『アオイホノオ』の話からスタート。柳楽演じる漫画家志望の焔モユルら、クリエイターの卵たちの熱い日々を描いた群像劇で、大水さんとは同作の共演以来、親交を深めている。「初めてのコメディだったのですが、(コメディは)俳優として技術というかセンスが必要で、難しいイメージがあったので緊張しました。思い出に残っているのは、佐藤二朗さんのお芝居を笑わずに演技をしなくてはいけなかったのが辛かったこと(笑)」と柳楽が話すと大水さんも、“佐藤さんが映っていなくて、こちらのリアクションだけ撮っている時も笑わそうとするから、大変だったね。”とお互いに振り返った。
その後、事前に募集をした質問に答えるコーナーへ。普段語ることのないパーソナルなことやプライベートに関する質問、仕事に対する思いをなどを1問1問じっくりと答えた。
この日は2回公演が行われ、2回目のQ&Aコーナーでは来場者からの質問にも答え、“今後やってみたい役は?”という質問があがり、「ドラマ『ゆとりですがなにか』もそのような雰囲気はありましたが、少し大人の青春映画をやってみたいです。わりとシリアスな役が多かったので、20代はそういった作品にも出たいなと思っています。」と願望を語っていた。
Q&Aコーナー終了後は、ドラマ『ゆとりですがなにか』(2016年放送)を振り返るコーナーへ。同作は、ゆとり第一世代と社会に括られる1987年生まれのアラサー男子3人が、仕事に家族に恋に友情に、迷い、あがきながらも懸命に立ち向かう物語で、柳楽や定職につかず、客引きとして夜の繁華街を転々としながら、妻と生まれたばかりの子供と六畳一間で大学合格を目指す道上まりぶを演じた。「“あんたキャッチだよね”と詰め寄られ、焼きそばパンを投げられるシーンで、リハーサルから本気でやられたのでビックリしてしまって…。気持ちをあげないといけないシーンだったこともあって、“カチン!”とスイッチが入ってしまって(笑)、結果的には良かったのですが、思い出に残っています。」と撮影時のことなど話した。
さらに、現在公開中の映画「ディストラクション・ベイビーズ」の話へ話題は移り、「暴力シーンが多いので大衆性、エンターテイメント性として考えると低いのかもしれませんが…」と柳楽がコメント。すると大水さんが頬に手を当てて痛い表情をしながら“イタイ、イタイ、やめて!って思った”と話すと、その表情が柳楽もツボに入ったらしく、「もう1回やって」と何度もリクエストし、会場から笑いが起こっていた。
また、「チャレンジしているなと感じれて、原作のないオリジナルでも、ここまで頑張れるんだという勢いやチャレンジしようとしている真利子哲也監督に乗っかりたいなと思った。」と台本を読んだ時のことについて話した柳楽。その後、真利子監督からのメッセージが紹介され、照れ笑いを浮かべながらもユーモアも交えた心温まるコメントに聞き入っていた。
イベント終盤では、来場者と一緒に記念撮影をし、「今後もこういったことを定期的にやっていきたいと思っています。また皆さんに会えるように、俳優活動を頑張りますので、今後もよろしくお願いします。本日はありがとうございました。」とメッセージ。最後はコミュニケーションも楽しみながら、ハイタッチをし、来場者を見送った。