映画「泣くな赤鬼」出演決定!
柳楽優弥が2019年公開予定の映画「泣くな赤鬼」に出演することが発表された。
同作は、ベストセラー作家・重松清が、教師と生徒の関係を描き続けてきた著書の中でも、“最も教師濃度の高い作品”と語る、短編集『せんせい。』所収「泣くな赤鬼」の映画化。
城南工業野球部監督・小渕隆(堤真一)。陽に焼けた赤い顔と、鬼のような熱血指導でかつては「赤鬼」と呼ばれていた。
その厳しさで、甲子園出場一歩手前までいきながらも、その夢は一度として叶わぬまま、10年の月日が流れた。今では、野球への情熱は随分と衰え、身体のあちこちにガタもきている50代の疲れた中年になっていた。ある日、診察を受けた病院でかつての教え子、斎藤智之<愛称ゴルゴ>(柳楽優弥)と偶然再会する。ゴルゴは非凡な野球センスがありながら、堪え性のない性格ゆえに努力もせず、途中で挫折し、高校を中退した生徒である。今では、20代半ばを越え、妻・雪乃(川栄李奈)と息子・集と幸せな家庭を築き、立派な大人に変貌していた。そのゴルゴが末期がんで余命半年であることを知らされる。
赤鬼はゴルゴのために、かつて彼が挑むはずだった甲子園出場を賭けた決勝戦の再現試合を企画する。10年という歳月を経て、それぞれの秘めた思いを胸に、ゴルゴにとって最後の試合が行われるのであった―。
柳楽は、赤鬼先生の10年前の教え子で元・城南工業野球部員。野球部時代は「ゴルゴ」という愛称で呼ばれていた斎藤智之を演じる。
出演にあたり柳楽は、「堤真一さんが主演される作品に参加させて頂けるという事がとても嬉しいです。自分の学生時代と状況は違いますが、先生と生徒の関係性に感情移入しながら一気に読み終えました。本当に感動しました。監督とクランクアップまでしっかりと話し合いながら、斎藤智之という役を丁寧に作り上げていきたいと思っています。この原作の素晴らしさをしっかりと伝えられるように頑張ります。是非楽しみにしていて下さい。」とコメントを寄せた。
映画「泣くな赤鬼」は2019年公開予定。
ぜひご期待ください!
(敬称略)